宅建士による不動産講座

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田尻町といえば

泉南地域に位置し、泉南郡に属する町です。沖合には関西国際空港があります。

瀬戸内海の気候の最東端となることから、気候は温暖で、全国的にも雨の少ない地帯とされており、住みやすい環境であるといえるでしょう。

近年、マーブルビーチを目前にホテルに泊まる感覚でキャンプができる新しいスタイルのアーバンキャンプホテルが建てられ、まるで海外にいるような空間でのグランピングBBQを楽しめることから、賑わいをみせています。

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〜条件付き契約編〜

今まで様々な契約についてのあれこれをお話してきましたが、契約には様々な条件がありますよね。家を借りるにも貸すにも決まりがないと困ります。

今回は、そういった条件の付いた契約についてどんなものがあるのかをお話していきたいと思います。

そもそも条件付き契約って??

契約の効力の発生を、将来の不確実な事実の成否にかからせた契約のことをいいます。

たとえば、AがBに対して「自分の転勤が決まったら家を売る」とか「自分の転勤が決まったら家をタダであげる」と契約を結んだ場合、Aの転勤が決まれば契約の効力が生じます。ですが、転勤が決まるかどうかは、実際のところわかりませんよね。

この条件付き契約と似た、不確定期限があります。

たとえば、「飼い犬が死んでしまったら、この広い家を売る」といったような場合です。

期限は、将来到来することが確実なものをいいます。ただ、それがいつか分からないので不確定期限となります。

条件にも種類がある?!

停止条件

契約の効力の発生についている条件のこといいます。

条件が成就した時からその効力が生じます

当事者の権利と義務について

条件の成否が決まっていない間、当事者の権利義務は、処分相続等をすることができます。

たとえば、AがBに対して「自分の転勤が決まったら家をあげる」という契約を結び、Aの転勤が未定の間に、Bが死亡した場合でも、Bの相続人Cは相続することができます。というのは、Aの転勤が決まれば、CはAの家を手に入れることができるということです。

また、条件が成立することによって不利益を受ける当事者が、わざとその条件の成立を妨げたときは、相手方は、その条件が成立したものとみなすことができます

たとえば、AがBに「Bが宅建試験に合格したら、Aの家を安く売る」という停止条件付き売買契約を結んだとします。

Bが、勉強して合格することができるだけの実力を身に付けたのを知ったAが、焦って、Bが宅建試験を受けるのをわざと邪魔して受けさせなかった場合、Bは条件が成立したものとみなすことができます。

つまり、契約の効力が発生するので、BはAの家を安く手に入れることができます。

また、条件付きの契約をした当事者は、条件の成否が未定である間は、条件が成就した場合にその契約から生ずべき相手方の利益を害することは、できません

解除条件

契約の効力の消滅に付いている条件のことをいいます。

条件が満たされた場合に、契約は解除されます。なかったことになるということです。

ここまでは宅建士取得に必要な基礎知識となります。

資格取得を目指していないとなかなか触れることは少ないかと思いますが、軽く頭に入っているだけでも、ふと思い出したり、いつか役立つ知識かと思います。

一緒に知識を身につけていきましょう!!

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